焦りの心理

あなたの周りに、いつも焦っている印象がある人はいませんか?
 
あなた自身は予想外の出来事に直面した時、落ち着いた行動がとれる自信はありますか?
この焦りとはいったいどんな心理状況からもたらされ、どうすれば改善できるのでしょうか。
いつでも冷静沈着な人と一体何が違うのか、焦りやすい人の思考パターンについて詳しく見ていきましょう。

考えるよりも即行動派

焦りというのは心に迷いや不安を感じた時に表れる衝動です。
普段人はなにかを始める際に、頭の中で簡単なシミュレーションをして、一歩二歩先の状況を予測してから行動に移します。
ところが頭よりも体が先に動くタイプの人はそんなに先の事まで考えず、強い思いに急かされる様にまず行動を起こします。
思いのまま物事が進めば良いのですが、問題に直面するとその対処法が頭の中に無く、予想外の展開に不安と焦りでパニックに陥ってしまいます。
行動を開始する前に、少し落ち着いて準備や体制を整えておけば、多少の問題にも動じない余裕が生まれるのです。

楽観的で準備不足

または楽観的な性格から、行動するまでは“なんとかなる”と大きく構えていて、実際に状況が変わると急に焦り出す人もいます。
新しい挑戦をする際のポジティブ思考は行動のモチベーションとなり、成功へと導く重要な要素といえます。
ただし楽観主義が過ぎると、現状の問題から目を背ける大きな原因となってしまいます。
どんな人でも予想外の問題に直面した時には、多少なりとも焦りを感じます。
しかしこれまでの経験から得た問題と対策を振り返ることで、その予想外の事態が起こる確率を減らすことができます。
楽観主義はほどほどにして、様々な状況に柔軟に対応できるよう、万全な準備を心掛けましょう。

思い通りにならないと気が済まない完璧主義

目指す理想が高すぎて、思い通りにならないことで焦りを感じる人もいます。
やる気も向上心も人一倍強いがために、気持ちが空回りして行動が伴わないタイプです。
予想外の展開に「こんなはずじゃなかった」という焦りからイライラを抑えれず、他の人や物に当たり散らしてしまうなんて事もあるのではないでしょうか。
そんな事態に陥らないためにも、まずは身の丈にあった目標を設定することが大切です。
そして理想だけに固執せず、あらゆる視点で柔軟に対処しましょう。
ゴールへの道は一つとは限らないのです。
常に現状を分析して、一歩づつ前へ進んでいく冷静さを保つことが鍵となります

周りの評価が気になる心配性

デキる人と思われたい、怒られるのが大嫌いという少々プライドの高い人も焦りを感じやすいと言えます。
または周りにどう思われているか気になって仕方がない人も、その心配から心に余裕が持てず、常に焦っているように見えます。
良い結果を望むプレッシャーから過度に緊張が高まり焦りを感じてしまうのです。
こういったタイプの人は、小さい頃から親が厳しかった、または勉強の成績や先生の評価が何よりも重要だった等、育った環境が大きく関係している場合もあります。
自分の能力を発揮するにはとても良いプレッシャーと言えますが、焦っていては事も上手く運びません。
時には思い切って弱い自分をさらけ出す事で、焦る心をなだめ、仲間とも協力できるかもしれません。

自分への過小評価とマイナス思考

自分に自信がなく、行動のすべてに不安や焦りを感じてしまう人もいます。
何か問題が起こる度にマイナス思考が働いていつも最悪な状況を想定してしまいがちです。
特に新しい問題に直面した時や時間に余裕がないときに人から急かされと、委縮して焦りから頭の中が真っ白になってしまいます。
そんな時は、まず深呼吸をすることです。
焦っても状況は変わりません。
自分のできる範囲で最高のパフォーマンスをする事だけに集中しましょう。
小さなことからひとつづつマイペースで解決していくことが、自分への自信につながります。

スケジュールに追われるせっかち

もともとの性格がせっかちな人はいつも時間に追われて焦っている様に見えます。
一日のスケジュールがびっしりで、5分もじっとしていられないという印象です。
しかし焦りがあると集中力が落ち、仕事ではミスが発生しやすいことを覚えておかなくてはいけません。
その人の性分なので変える事は難しいですが、改善する努力は怠らないようにしましょう。
先のスケジュールは余裕を持って立てることで心にも余裕が生まれます。

人の意見に流されやすい消極的な性格

自分の意見が定まらずに周りに同調しやすい人は、実は内面に焦りを抱えている場合が多くあります。
色々な意見に振り回された末に結局どうしていいのかわからず、「本当にこれでいいのか」と本心との葛藤から追い込まれてしまうのです。
この焦りは結果次第で大きな後悔となってあなたの心に残ります。
まずは自分が思っていることを、相手にあなたらしく伝える練習をしましょう。
強く自己主張する必要はありません。
相手の考えを聞きながら、自分の意見を上手く取り入れた新しい方法を提案する事もできます。
成功しても失敗してもあなたの人生に誰も責任はとってくれません。
焦って本心ではない選択をするのではなく、あたなが主導権を握って納得のいく形で事をすすめれば、相手のペースに巻き込まれずに、焦る気持ちもなくなります。

焦らない方法①スケジュールに10分追加する

焦りやすい人の特徴は様々ですが、共通して時間と心の余裕のなさが原因になていることがわかります。
まず一度に多くの事をする癖のある人は、優先順位をきめて、ひとつづつに時間を設定してください。
そしてスケジュールを立てる際に10分の余分な時間をプラスしてみてください。
午前9時から事務処理に1時間を予定している場合は10時10分まで、その後のミーティングは10時15分から30分の予定なので10時55分までといった様子です。
その中で余ったわずかな時間は飲み物を飲んでリラックスしたり、雑用に充てればいいのです。
生まれ持った性質や長年の習慣は、そう簡単に変えれるものではありません。
ただ時間に余裕を持つことは、工夫次第で誰にでもできることです。
いつもどんな時も冷静沈着でいられる人は、もしかしたら少しだけ人よりも時間の工夫が上手なのかもしれません。
 

焦らない方法②理想ではなく現実をみる

もう一つ大切なのは、現実を受け入れるということです。
焦っても高すぎる理想には届かないですし、目先の問題を解決することもできません。
あなたの実力は今の状況がベストであるという事を常に意識していれば、心の焦りも和らげることができるのではないでしょうか。
周りの目を気にしても、現実は変わりません。
開き直って今できることをすればいいのです。

焦らない方法③焦りから脱却する

そうは言っても、物事が上手くいかずに焦ってしまうことは誰にでもあります。
ただいかに早くその焦りから脱却するのかが大切です。
焦りを感じた際、深呼吸をし、今目の前にある事だけに集中するように意識してみてください。
自然と落ち着きを取り戻し、何からすればいいのか脳が考え始めるはずです。
思考と行動は訓練をすればコントロールできるのです。

まとめ

焦っていてはできる事もできなくなり、日々の大切なことさえも見逃してしまいます。
今できることを積み上げていくことが、将来あなたの理想に近づく最善の方法です。
こころのゆとりを忘れずに、穏やかな毎日が過ごせるよう心掛けたいですね。

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